わきがと多汗症はよく、おなじだと思われることがありますが、それは間違っています。意識的に防ぐ事は、わきがは遺伝的、体質的な要素があるのでできないのです。しかし、わきのニオイも、日頃から心がけることで随分と軽減されます。血管や神経を避けて超音波を利用し、汗腺のみを吸引する方法があります。組織内水腫の合併症ややけどの報告や、超皮膚自体に音波によることの熱がダメージを与えるなど、傷が通常の手術に比べて残りやすいのです。
アポクリン腺だけが、ワキガ臭の発生に関連しているのではないのだということが最近になってわかりました。女性の乳房というのは、胸に左右一対のみあることが普通ですが、犬の乳房のようにまれに側胸部に複数の乳腺組織が存在することがあります。このことを「副乳」といいますが、脇の下にもこの副乳の腺組織が見られることがあります。減汗効果がこれらの副乳を手術のさいに摘出すると、通常よりも高くなります。これは、脇の下の発汗量に副乳がなんらかの影響をおよぼしていることを示しているのではないでしょうか。
単純な、多汗症が原因から発生するといったメカニズムではないようです。多汗症という症状がさまざまな原因が重なり合って現れるということでしょう。単なる精神的なストレスによって多汗症の症状の現われではないということですね。小さい頃から多汗症であれば、すでに足の裏や手のひらが汗ばんでいたりして、多汗の症状が現れていることがほとんどです。多汗症の症状が、自我が芽生える前に現れていた例が多いいうことからも、多汗症が意識的や性格的な問題から発症する病気ではないということの証拠となるのではないでしょうか。
勉強や恋愛、もしくは人間関係のストレスなどによって、思春期になったころから多汗症がひどくなったという人もたくさんいるようです。生理的な変化に、多汗症がひどくなるのは原因があるにしても、そのこと自体が症状の原因とするわけにはいきません。発汗が、ストレスを感じて増えることはあり得ますが、多汗症の症状自体とそれとは別物ということです。たとえば、大事な商談に向かうときや危機一髪の命の危険にさらされた瞬間に、多汗症でなくても手に汗を握るの事はだれもがあります。